一定の年齢になると様々な病気になりやすくなりますが、とある症状が病気の前触れになっている可能性があることをしっかりとおぼえていれば病気を早めに防ぐことができるのです。
ではどのような症状に気を付ければいいのでしょうか。高齢者が気を付けなければならない症状というのは肩こりです。肩こりというのは誰もがなるものと高齢者ならば誰でも経験するものですが、実はこれは頚椎ヘルニアの前兆の可能性があるのです。
椎間板ヘルニアと呼ばれる病気は聞いたことがある人も多いと思います。この椎間板ヘルニアというのは腰椎や頚椎で起こる病気で椎間板の一部の骨核と呼ばれる部分が何らかの原因で飛び出してしまい神経を圧迫してしまう病気です。
この頚椎ヘルニアになってしまうと様々な症状が現れるのです。その中の一つが肩こりです。普段感じるような肩こりならば問題はないかもしれませんが、いつもとは違う重い肩こりや肩が上がらなくなるほどの肩こりなどを感じる場合には、この頚椎ヘルニアの可能性があるのです。
他にも手足のしびれや首の痛みなどがある場合にはこの頚椎ヘルニアの可能性は高いので、早めに病院に行くようにしましょう。頚椎ヘルニアというのはしっかりと病院に行けば治療ができる病気です。
頚椎ヘルニアの治療方法というのは主に保存療法です。手術などをしなければならないのではと心配している人も多いと思いますが、ほとんどの場合は保存療法をして安静にしていれば治るのです。
保存療法にもさまざまな方法がありますが、最近では神経ブロックを使った方法がよくっ使われています。神経ブロックを使うことで、痛みをしっかりと抑えることができ、血行をよくすることもできるので、治りが早くなるのです。
このように早めに見つけることができれば早く治すことができるので、放っておかずにすぐに病院に行って診察をしましょう。